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 2018年8月16日、クィーン・オヴ・ソウルのアリサ・フランクリン亡くなった。

 

 数年前からこの日が来ることは予想できていたので、驚くことはなかった。
 けれども、ひとつの時代が終わったという感じで、とても寂しく、そして残念だった。
 彼女はOne And Only。ワンフレーズで人々を魅了する、そんなシンガーだった。

 

 まだ日本に住んでいる頃、ニューヨークで行われるアリサのコンサートチケットを購入、飛行機もホテルも予約できたところで、コンサートがキャンセルになった。
 あのときは悲しかったなぁ。
   結局、それきり彼女の生歌を聞く機会に恵まれなかった。ホントに残念。

 

 好きな曲はいっぱいあるけれど、映像では、1980年にリリースされた「The Blues Brothers」。アリサの役はブルーズ・ギタリストのマット・マーフィー(Matt Murphyの嫁、ミセス・マーフィー。

 


 2000年にリリースされた第二弾「The Blues Brothers 2000」になると、マーフィーは食堂のオヤジから、メルセデスベンツのディーラーになっていて、ミセス・マーフィーとその取り巻きもお洋服がキラキラになっている。

 

 

 2014年2月、アリサ・フランクリンネルソン・マンデラの栄誉を称えて歌った、「A Change Is Gonna Come」も忘れられない。
  この曲のオリジナルはキング・オヴ・ソウルの
サム・クック(Sam Cookeだけれど、彼女のヴァージョンもホントに素晴らしい。
 この頃にはかなり痩せていて、支えなしでは立っているのもつらそうだけれど、彼女のソウル、魂が込められた歌に感動せずにはいられない。

 

 

 さて、アリサ・フランクリンという名前を聞いて、個人的に思い出すのが、リロイ・ブラウンという黒人のおじさん。
 といってもただのおじさんではない。元シンガーでギャング。
 私が出会ったときには喉をつぶして現役を引退していた。
 けれども、シカゴのブルーズ村で彼のことを知らない人はいない。
リロイの歌まであるくらい。

 

  リロイと出会ったのは、シカゴで最もポピュラーなブルーズクラブ、キングストン・マインズ(Kingston Mines)へ遊びに行ったとき。シカゴで暮らし始めて3か月くらいで、英語もままならない頃だった。

 

「シンガーでは誰が好きなん?」

 

アレサ・フランクリンとか・・・」

 

「誰やそれ???」

 

 となり、その場で猛特訓が始まった。
  Aretha FranklinRThFLと、日本人の私には発音できない音ばかり。
  私が今、
アリサの名前をキチンと発音できるのは、リロイのおかげと言っていい。それから2年ほどして他界されたけれど。

 

 さて、私がシカゴへ移住したのは36歳のときだった。渡米までの7年くらいは、生活のすべてがライヴへ行くことを中心にまわっていた。無責任なその日暮らしはかなり楽しかったけれど、35歳を過ぎると、さすがの私も、

「このままではダメだっ!」

 と気付く。しかし気付いたところで、環境を変えずに自らを立て直すこともできない。そこでアメリカである。

 私がいわゆるブラックミュージックに夢中になったきっかけは、学生の頃に聞いたオーティス・レディング(Otis Reddingのザ・ドック・オヴ・ザ・ベイ(The Dock Of The Bay)。感動的だったなぁ。まさにソウル・ミュージック、私の魂に響きまくった。

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 その翌日からCDを買い漁り、コンサートへ行きまくる日々が始まった。
 そして19987月、ついに「エッセンス・ミュージック・フェスティバル(Essence Music Festival)」を観戦。このフェスティバルはアメリカ南部、ニューオーリンズで毎年7月に開催される、アメリカ最大の黒人の祭典。
 CDで聞いていた曲が、ビデオで観ていた人たちが、私の目の前にいる!!!この国で暮らしたい~!!!

 

 ということで、学生ビザをゲットした私は、タラタラとした人生に別れを告げ、シカゴへ移住。

 久しぶりの学生生活は楽しく、毎日キチンと通学したけれど、それ以上にキチンと通った場所がダウンタウンのブルーズクラブ。夜な夜な通うので、私の留学をサポートし、部屋まで提供してくれた友人家族から追い出されてしまったほど。

 ある日、キングストン・マインズでマジック・スリム(Magic Slimのショウを観に行った。マジック・スリムはブルーズ界のレジェンドのひとり。ガンガン弾きまくる、ストレートで迫力満点の彼の演奏を聞きに来る客で、店は満員。そんな人ごみの中、バーカウンターにもたれて談笑しているモーガン・フリーマン似の、長身の黒人男性と目があった・・・その瞬間、その人がかもし出す、あたたか~いオーラにくぎ付けになった・・・ひとめ惚れである。 

 ライヴが終わると、トイレへ行くふりをして、彼の前を通り過ぎた。すると、なんと!彼がとおせんぼをした!

 

「やった~!!!」

 

 その彼の手はグローブのようにでかく、身長は、166センチの私が見上げなければならないほど。2メートル近いのかも・・・。そしてとろけるような優しい笑顔。

 

「どこ行くの?」

 

「トイレ」

 

「終わったら戻っておいで」

 

 ただちに戻った・・・これが私とダンナの出会いだった。<To be Continued>

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アレサ・フランクリン
2013-11-26



ブルース・ブラザース2000 (字幕版)
J・エヴァン・ボニファント
2014-01-01



 


るる・ゆみこ★神戸生まれ。大学卒業後、管理栄養士で数年間働いた後、フリーターをしながらライヴへ行きまくる。2004年、音楽が聞ける街に住みたいという理由だけでシカゴへ移住。夜な夜なブルーズクラブに通う日々から一転、一目惚れした黒人男性とともに、まったく興味のない、大自然あふれるシアトルへ引っ越し、そして結婚へ。http://blog.livedoor.jp/happysmileyface/