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更新情報

「うぁ~っ!」「どうしたん?」                                                                                   「仕事行く前に、台所片付けていったのにー!皿がまた山盛りやん!ちょっとくらい手伝ってくれてもええやー
『第32回 タルサ人種虐殺 Tulsa Race Massacre』の画像

「マンゴにする?トロピカルも美味しそうやなぁ・・・」「どっちも買う?」「どっちも買おか?」 「うん。私ら、お金あるで」「そうやん。俺ら、金あるやん」 われわれは、2種類のシャーベットを抱え、踊りながらレジへ向かった。 3月半ば、パンデミックの支援金として、
『第31回 バイデン新大統領100日』の画像

「よっしゃ!デレック・チョーヴィンが有罪や!」 2021年4月20日、デレック・チョーヴィン裁判。ミネソタ州ミネアポリス警察の元警察官、デレック・チョーヴィン被告に対し、第2級殺人、第3級殺人、故殺のすべての罪状に対し、有罪判決が言い渡された。   2020年5月25
『第30回 ジョージ・フロイドの死がもたらしたもの』の画像

「見てみろ!この美しい景色を!シカゴなんか茶色やで」  散歩に行くたびに、ダンナはシアトルの緑の美しさに感動する。  「はじめてシアトルに来たとき、おれ、びっくりしたでー。天国かと思った」  ノースウェストは針葉樹林が広がり、真冬でも緑がいっぱい。春にな
『第29回 グウェンドリン・エリザベス・ブロックスの詩』の画像

「ヘイ、メーン・・・ディオン・ペイトン(Dion Payton)が亡くなったで~」 いつも明るいリッキーが、どんよりした声でメッセージを残していた。 3月31日、シカゴのギターリスト、ディオン・ペイトンが亡くなった。71歳だった。 今回のようにシカゴのブルーズ村で事件が
『第28回 アリゲーターレコード50 周年』の画像

「このダンスは、ママに教えられたなぁ・・・」「ペンギンは簡単やからお前も踊れるんちゃう?あ、ムリか・・・練習やな」「あー、これはなんていうダンスやったかなー?これは上級者向けや」 YouTubeでソウル・トレイン(Soul Train)を観ていると、ダンナは突然踊り出す。
『第27回 ソウル・トレインの遺産』の画像

 〇2月はブラック・ヒストリー月間「この国は俺らのことをリスペクトしないけど、この国をつくったのは俺らやっ! 俺らは、あいつら白人よりも先に、この国におったんじゃー!!! ピラミッドをつくったのは俺ら黒人や! ロックもブルーズも、全部、黒人がつくった音楽
『第26回 ハリエット・タブマンが勝ち取ったもの』の画像

「最近のリアリティショウは嫌いや。こいつら、金持ちになることや有名になることしか考えてない」 と言ったきり、ダンナはこれらの番組を一切観なくなった。 ここ10年くらい、ヒップホップアーティストや黒人のお金持ちの日常を追う、リアリティ番組が多くなった。 リア
『第25回 女優シスリー・タイソンが遺したもの』の画像

「あの男がホワイトハウスから出て行ったで!」  仕事を終えて帰ってきた私に向かってダンナが叫んだ。「シカゴの女子はみんな、カマラ・ハリスを真似て、コンバースを履いた写真をフェイスブックに投稿してるねん」 カマラ・ハリスは、真珠のネックレスをしているときでも
『第24回 大統領就任式2021』の画像

「私の椅子、ベッドルームに移してもええかなー?」「今度は何やねんっ!!」「リビングは明るいし、うるさいから、ベッドルームで寝たいなーと思って」 コロナのことや、ダンナのアレルギー症状など、ちょっとした事情があり、かれこれ半年近く、私はリビングの椅子に、足
『第23回 わが家の寝室事情から』の画像

「3(スリー)、2(トゥー)、1(ワン)、ハッピー・ニュー・イヤー!!!」 そこにいる人たちは互いにハグをし、新年を共に喜びあう。 ステージでは、バンドが蛍の光を演奏し始める。 アメリカのクラブで迎える新年は、とにかく明るく、エネルギーに満ちている。 今年
『第22回 ハッピーニューイヤーへの祈り』の画像

「これ、姉からプレゼント」「なんで?」「えーっと・・・家族になったから?」「・・・へー・・・」 私の姉からのプレゼントを、初めて受け取ったときのダンナの反応だ。「これは、姉のお店の人から」「なんで、お店の人がおれにプレゼントをくれるの?」「んー・・・、あ
『第21回 クリスマス・プレゼントという奇跡』の画像

「父方のグランマの家には、真っ白なクリスマスツリーがあってな、そのツリーの下には、回転するたびに色が変わるライトが置いてあるねん。 ツリーの色が、赤、緑、黄色、青・・・ってクルクル変わって、綺麗でなぁ・・・。 おれ、あの家にはほとんど行かなかったけど、ク
『第20回 もうじき クリスマス』の画像

〇 強い女とは このアメリカに、黒人女性副大統領が誕生した。 二世代にわたる、二人の草分けの女性がひとつになった瞬間だ。 バイデン&ハリスが政権をとることが決定した翌日、ダンナがケンおじさんと電話で話をしていた。「おじさん、カマラ・ハリスのこと、どう思う
『第19回 ルビー・ブリッジズが6歳だったとき』の画像

「ジョー・バイデンが勝ったで」「よっしゃーーーーーっっっ!!!」 ダンナのヴィクトリー・ダンスが始まった。 2020 年11月7日、第46代アメリカ合衆国大統領が決定した。「バイデンが勝利したら、車がクラクション鳴らして大騒ぎになるから、すぐにわかる」 と言って、
『第18回 祝・トランプが黒人たちに気がつかせてくれたこと』の画像

https://big3.com〇嘘ばっかり トランプは、10月22日に行われた大統領選討論会でも嘘をついた。 「おれは、リンカーン大統領を除いては、黒人コミュニティのために過去いちばん貢献している大統領やぞっ!!!」  嘘や。 これは黒人差別に興味がない人でも、わかるよう
『第17回 ビッグ3と大統領選』の画像

〇ワシントン州ではマスクは義務 「くそっ!マスクがない!!!」 これはダンナが毎日言うセリフだ。 頂いた手作りマスクはすでに10枚を超えている。マスクがないわけではない。洗っていないだけだ。 そして、毎日1枚、必要な分だけを洗うので、翌日になるとやっぱりマ
『第16回 マスクと大統領選』の画像

〇また撃たれた「また黒人が撃たれたん?」「うん」「・・・どこ?」「キノーシャやで」「・・・ふーん・・・」  8月23日のことだ。寝起きでどんよりしているダンナが、さらにどんよりした。 2020年5月25日、警察官のデレック・チョーヴィンによるジョージ・フロイド氏の
『第15回 アーサーアッシュ・スタジアムでの優勝』の画像

〇ロニーおじさんの死 「ロニーおじさんが亡くなってん」 とダンナから聞いたのは、今年の5月のはじめだった。    ロニーはダンナのいとこにあたる。けれども、年が離れていたので、彼はロニーのことをアンクル・ロニーと呼ぶ。 子供の頃、このロニーからさんざん暴力
『第14回 ロニーおじさんとマジック・サムとモハメッド・アリの徴兵拒否』の画像

 〇ジミー・ジョンソンの音 数年前のある日、B.L.U.E.S.というクラブの前を通りかかると、中からものすごくファンキーなサウン ドが聞こえてきた。「わーーーーっ!!!カッコええ!!!」 と、迷わず店の中に飛び込んだ。 リード・シンガーはジミー・ジョンソン(Jimmy
『第13回 レコード会社の歴史あれこれ~シル・ジャクソン、アル・グリーンたちの成功~』の画像

 〇大統領のうそ 8月8日のできごとである。「われわれはアフリカ系アメリカ人、アジア系アメリカ人、ヒスパニック系アメリカ人の雇用数において、新記録を更新した!」 と、トランプ大統領が記者会見で発表した。「ウソつけーーーっ!!!」「黒人はほとんど変わってな
『第12回 ミリオネア(億万長者)たちのメディア支配』の画像

〇シアトルポリスはまとも「やっぱりシアトルのpolice department(警察署)は違うっ!」  と、ダンナがテレビに向かってガッツポーズをした。  これは今から5年ほど前の話。ゴルフクラブを杖替わりに使用していた69歳の黒人男性を逮捕した、女性警察官が解雇されたニュ
『第11回 シアトルやシカゴの警察と犯罪』の画像

  7月4日は独立記念日。翌日仕事へ行くと、「ゆみこ~、昨日は眠れた?」 と、同僚たちに聞かれる。「眠れた~」 と答えるのも毎年恒例。私はいかなる場所でも、いかなる状況でも眠れる特技を持っているのだ。 今年はコロナの影響で、各地で行われる花火は中止になっ
『第10回 7月4日に眠れて~Pay Attention!~』の画像

「ピラミッドをつくったのは黒人や!」「宇宙飛行を成功に導いたのは黒人女性数学者なんじゃ!」「NBAの選手を見てみろ!オリンピックのバスケットボール選手は全員黒人や!おれらはまともにご飯を食べてなくても、これだけのことができるねんぞっ!おれらがご飯を食べられる
『第9回 投票へ行く勇気~黒人と選挙権~』の画像

  前回にも書いたとおり、チコ・バンクスは亡くなった後も、お気に入りのB.L.E.S.にとどまって、皆を驚かせた。  さらにダンナにもサプライズを残していった。 第7回 才能あるミュージシャンの愛と死「おれはチコ・バンクスだー!」 と自信満々でステージに立つチコ
『第8回 3度目の正直なるか。リコンストラクションの成功を祈りたい』の画像

  チコ・バンクスの演奏を聞いたときの衝撃は今でも忘れられない。 キングストンマインズというブルーズクラブのその日のショウは、やや期待外れ。帰ろうかどうしようか迷っているときに、チコがシットインした。 ワンフレーズ弾いた瞬間、「やったーっ!!!」と嬉しく
『第7回  才能あるミュージシャンの愛と死~チコ・バンクスの魂は今も~』の画像

 つい先日のことだ。ダンナのいとこから数枚の写真が送られてきた。 13歳のときに家を出たダンナは、子供の頃の写真を一枚も持っていなかった。 それを知ったいとこが、彼のために写真を送ってくれたのだ。その中には彼のパパのママ、ヘイズおばあちゃんの写真が入ってい
『第6回 ローザ・パークスを知っていますか?』の画像

  前回、ダンナがシャイ・ライツ(The Chi-Lites)のツアーでニューオーリンズへ行ったときの出来事を書いた.  このグループ、私がシカゴへ移り住んだら、絶対に見たいと思っていたバンドのひとつ。  シカゴといえば、シャイ・ライツ。   シャイ・ライツは1970年代
『第5回 シャイ・ライツとの日々~五輪やジャクソン5との秘話~』の画像

    これはダンナがザ・シャイ・ライツ(The Chi-Lites)で演奏していた頃なので、1980年代後半から1990年前半の話のお話。  ザ・シャイ・ライツはマーシャルによって1959年にシカゴで結成されたR&Bバンドだ。  演奏ツアーでニューオーリンズへ行ったときに、ひとりで
『第4回 閲覧注意!14歳の黒人少年を襲った残酷な悲劇』の画像

 シカゴといえば、ブルーズ、ジャズ、ディープディッシュピザ、ミレニアムパーク、シカゴ美術館、フランク・ロイド・ライトの建築物、バスケットボール、野球、フットボールなどなど、楽しいことがいっぱい。高層ビルディングから眺めるダウンタウンの夜景は国内でも一番と
『第3回 中国で暮らすシュガー・ブルーの新作アルバム』の画像

 2018年8月16日、クィーン・オヴ・ソウルのアリサ・フランクリンが亡くなった。    数年前からこの日が来ることは予想できていたので、驚くことはなかった。 けれども、ひとつの時代が終わったという感じで、とても寂しく、そして残念だった。 彼女はOne And Only。
『第2回 私の英語はアリサ・フランクリンとリロイのおかげ』の画像

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